夏は、強い日差しの中でも長時間外にいる機会が増えてくる時期です。
日焼けや虫刺されなどの肌トラブルに対して、うっかりケアを怠ってしまって「しまった!」と感じることも多いのではないでしょうか。
そのような「うっかり」が続いてしまった時には、気がつかない間にお肌に大きな変化が起こってしまっているかもしれません。
暑い季節に起こりやすい代表的な肌トラブルについてまとめているので、普段から肌状態があまり良くない方は特にしっかりお読みください。
夏に起こりやすい肌トラブルとは
加齢にともなって肌の調子は少しずつ衰えていきますが、日常的に肌状態が弱っている方に特に注意してほしい季節が夏です。
他の季節に比べて日差しが強い夏場は、活動的になって行動するという方も多いことでしょう。
無計画に長時間外出してしまった結果、思いがけない肌トラブルに見舞われてしまうこともあります。
それでは、夏に起こりやすいうっかりポイントの「日焼け」と「虫刺され」について情報をまとめてみました。
うっかり日焼けとは?
日差しが強くなると気になるのが紫外線です。
紫外線は肌に対して様々な悪影響を引き起こします。
紫外線によって肌の弾力を保つためのコラーゲンが減少してしまうので、たるみやシワの原因になり実年齢よりも老けて見えてしまうようになるかもしれません。
また、紫外線の影響から肌細胞を守るために作られる黒色メラニン色素が沈着することで、シミや色黒肌の原因にもなります。
強い紫外線が降り注いでいる夏場には、紫外線対策グッズをうっかり自宅に置き忘れてしまった、日焼け止めをうっかり塗り忘れたなど、ほんの少しの油断で肌状態が一気に悪くなる可能性があるので注意しましょう。
特に自然の多い場所では日常生活よりも多くの紫外線が降り注いでいるので、汗をかいたら小まめに日焼け止めを塗り直すなどの対応が必要です。
また、長時間日差しが強い場所にいると肌が真っ赤になってしまったことはありませんか。
皮膚の炎症が続いてしまうことで火傷のような状態になり、色素沈着も起こりやすくなります。
うっかり虫刺されとは?
虫除けスプレーで対策をしていても、山や川、草原など自然の多い場所で過ごす機会が増えるとどうしても虫に刺されやすくなります。
外出先が街中だからと、うっかり虫除けスプレーをし忘れる方も要注意です。
虫に刺された場所が一カ所で痒みが少ないからと、うっかり何も処置をせずに放置しているのは良くありません。
患部の治りが遅くなることでメラニン色素が沈着しやすくなります。
もし複数の箇所で虫刺されがあった時にそのまま放置してしまうと、水玉模様のような肌荒れになってしまうことがあります。
もちろん、痒みに負けて掻きむしってしまうと、さらにひどい肌荒れになることがあります。
虫に刺された場所が腫れやすいなど肌が弱い方は、敏感肌用の虫除けグッズを利用すると良いでしょう。
刺されたことに気がついた時には、腫れや痛みがひどくない時でもなるべく早めに薬を塗るようにするなど、処置をするようにしましょう。
肌の黒ずみがなかなか消えない!?
日焼けや虫刺されによる肌の黒ずみは、半年以上の時間をかけてゆっくりと治っていくことがほとんどです。
ただし、それより早く綺麗な肌を取り戻したい時や、一時的であってもシミ・くすみを作りたくない時には、皮膚科を受診して処方される薬を利用すると良いでしょう。
治療が遅すぎると、薬を使用してもなかなか治療効果を実感しにくいこともあります。
黒ずみ跡などが残ってなかなか消えない時には外用薬に加えて内服薬を併用することもあります。
日焼けや虫刺されで残った跡を治療するには根気強い治療が必要です。
しかし治療に時間がかかるような跡が残ってしまったにもかかわらず、素早く治したい時にはレーザートーニングを試してみるのはいかがでしょうか。
美白・シミ治療にはレーザートーニング
日焼けや虫刺されで肌にできた黒ずみ・シミ・虫刺され跡などをなるべく効率的に治療したい時は、レーザートーニングがおすすめです。
レーザートーニングとは?
肌に直接弱いレーザーを照射することで黒色メラニン色素の排出を促す治療がレーザートーニングです。
従来のレーザー治療は肌に刺激を与えてしまうことがあり、黒ずみ・シミ・虫刺されなどの炎症によって色素沈着が起こってしまった際は逆効果でした。
しかし、レーザートーニングで使用される医療機器は、痛みをほとんど感じないレベルでレーザーを照射できます。
そのため、肌に過度な刺激を与えることなく沈着した黒色メラニン色素を排出していくので、透明感のある素肌を取り戻したい方に向いています。
レーザートーニングでできることは?
日焼けや虫刺されによる肌トラブル以外にも、他の治療方法では完治しにくい赤ら顔やニキビ跡などの肌トラブルに関しても利用できるのが、レーザートーニングの良いところです。
年齢に伴って出てくる肝斑など、特定の場所に濃い色素沈着があるような場合にも対応できます。
レーザートーニングはどのぐらいの頻度で行うの?
一度だけの治療でも効果を実感できますが、数週間おきに複数回の施術をすることで肌代謝が活発になり、さらに分かりやすい効果を実感できます。
目に見える肌トラブルはないけれど、なんとなく肌の調子が悪い時や加齢に伴う肌状態を改善したい時にもご利用いただけます。
レーザートーニングをしたい時には
当院では、治療前に医師による診断をおこなっています。
現在の肌状態で治療ができるのか心配な方は、まずは無料カウンセリングをお申し込みください。