美容コラム

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ホクロは良いもの?悪いもの?

ホクロは良いもの?悪いもの?|ミセルクリニック

生まれた時からあったホクロが、身体が成長するにつれて増えてきたような経験は誰にでもあると思います。
もしかすると、生まれた時からあったホクロが、体が成長するにつれて少しずつ大きくなっている人もいるかもしれません。

 

しかし、どうしてホクロができるのかはあまり詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか。
体中にできる可能性があるホクロですが、顔にできてしまった時には、特に美容を気にしている方であればファンデーションやコンシーラーで隠そうと試してみたこともあるでしょう。
それでも隠しきれないような大きなホクロや目立つホクロは、誰しも気分が下がってしまうものです。

 

今回はホクロができる理由とその治療方法についてご紹介します。

 

 

 

ホクロの生成について

ホクロは良いもの?悪いもの?|ミセルクリニック

そもそも、ホクロはなぜできるのでしょうか。
色を考えてみると分かりやすいのですが、ホクロの色は主に黒色~茶色をしています。
これは、黒色メラニン色素という色素が関係しています。

 

黒色メラニン色素とは?

紫外線を浴びると肌が日焼けします。
肌にとってはやっかいな紫外線ですが、実は肌の奥にある細胞にとっても有害なのです。

紫外線対策に作られているグッズを考えてみると、黒い素材を利用しているものが多いと思います。
これは、黒い色は肌を守ることができるためです。

紫外線を浴びた肌は、肌の奥にある肌細胞を守るために黒色メラニン色素を作り出して、紫外線の害を減らそうとします。
これが、日焼け肌やホクロができてしまうメカニズムです。

 

生まれつき存在するホクロ

ホクロは良いもの?悪いもの?|ミセルクリニック

ホクロには、生まれつき存在するホクロと、成長とともに生じるホクロがあります。

小さな頃に体にできているホクロは、そのほとんどが生まれつき存在するホクロであると言われています。

 

昔からあるホクロだからといって放置している方もいることでしょう。
生まれつき存在するホクロの中には、時間が経過するにつれて悪性に変化してしまうものもあります。

「昔と違って大きさが変化してきた」「でこぼことした膨らみができてきた」など誰が見ても分かるような変化をしている時には、悪性のホクロに変化している可能性があります。

ホクロの変化が気になった時は、念のために皮膚科を受診する方が良いでしょう。

 

成長とともに生じるホクロ

ホクロは良いもの?悪いもの?|ミセルクリニック

第二次成長期以降にできることが多いのがこのホクロです。

成長とともに生じるホクロは紫外線の影響が大きく、紫外線対策をしっかりしていればホクロはできにくくなります。
顔だけではなく全身にできる可能性があるので、手や首など日差しが当たりやすい部分にUV対策グッズを利用するのも良いでしょう。

ただし、肌は紫外線以外の外部刺激にも弱いデリケートな場所です。
摩擦やケガ、化粧品や洗顔などの力が外部から加わると慢性的な刺激によってメラニンが生成されやすくなり、ホクロができてしまうことがあります。

 

また、生活習慣の悪影響でメラニン色素が沈着しやすくなり、ホクロができやすくなります。
心当たりがある方は、生活習慣を改善することから始めてみるのも良いでしょう。
病気治療中の方は、実行する前に主治医に相談してみましょう。

 

成長とともにできたホクロに関しては、悪性化することが少なく放置しても危険性は少ない場合がほとんどです。

紫外線を浴びやすい場所である顔周囲にできることもあるため、美容的に気になる方が多いホクロであるといえます。

 

大きなホクロに要注意

ホクロのサイズが大きいと感じる時(直径6mm以上のサイズ)は、悪性化・癌化してしまっている可能性があります。
「ホクロの周囲がぼんやりして見える」「次第に大きくなっているように感じる」「色が均一的ではない」「形がでこぼこしている」など、一般的に想像するようなホクロとは少し違った見た目になっている時は、医療機関を受診して詳しい検査をする方が良いでしょう。

 

良性のホクロであっても、慢性的に刺激を受けることで少しずつ大きくなっていくことがあります。
そのような場合は、紫外線対策や肌に刺激を与えないような素材でできた衣服を選ぶなど、全体的な生活習慣を改めてみましょう。

ホクロが大きくなるのを予防するきっかけにもなります。

 

いずれの場合も、現在大きなホクロで悩んでいる方は、なるべく早めに病院を受診するようにしましょう。

 

炭酸ガスレーザーでホクロ除去

ホクロは良いもの?悪いもの?|ミセルクリニック

ホクロが顔の目立つ場所にできてしまった時には、鏡を見るのが嫌な気分になるでしょう。
他人と会話していても、その人の視線がホクロを見ているように感じて、なんとなく嫌な気分になることもあるかもしれません。

そんな時には、顔にあるホクロを除去できる炭酸ガスレーザー治療がおすすめです。

 

炭酸ガスレーザー治療とは?

従来のホクロ除去は、メスを使って切開する方法が用いられていました。
しかし、傷口が残りやすく出血もあることから、身近な治療方法ではありませんでした。

 

炭酸ガスレーザー治療は、患部に炭酸ガスを照射して皮膚細胞にある水分と反応することで、患部の組織を除去する方法です。
メスを使わない治療方法なので傷口が残りにくく、出血もほとんどないことから負担の少ないホクロ除去の治療であるといえるでしょう。

 

炭酸ガスレーザー治療はどうやって行うの?

一般的に、5mm以下のホクロには炭酸ガスレーザー治療が向いています。
施術部位にはあらかじめ麻酔を使ってからレーザーを照射していくので、痛みに弱い方もぜひご相談ください。
手術時間は約1時間と短いので、日常生活が忙しい方でも手軽に受けられるのでおすすめです。

 

顔のどんな場所に治療ができるの?

当院の炭酸ガスレーザー治療では、額から顎までの範囲に対応しています。

(※瞼や目元の際、口唇等の部位は治療いたしかねます)

 

鼻の下などの細かい処置が必要な場所にできたホクロでも医師が直接施術を行います。

該当部位にホクロがある方はお気軽にご相談ください。

 

顔にあるホクロに関するお悩みがある方は、いつでもお気軽に無料カウンセリングをお申し込みください。

 

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